日常と非日常の記録

32歳の男です。ここでは趣味(ジャニーズ、ディズニー、プロレス)を主に書いてます。ライブ・ディズニーパーク・プロレス観戦など非日常空間でのレポや想いを綴っています。

時間旅行③

~第二幕~(長くなりそうなのでかなり省略)

マサヒロの前にマサヒコが姿を現す。
マサヒコ「お前に頼みがある。この手紙を届けてほしい」それは戦時中、許嫁に宛てた手紙。戦死してしまった為、彼女に届くことはなかったもの。それをマサヒロに託した。マサヒコの許嫁に会いに行ったが、彼女はマサヒコ戦死の通達を受け、地元の男と結婚の約束をしていた。結果…マサヒロは手紙を渡せなかった。
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遊園地に小さな泣き声が響く。
マツジとユキの子供が産まれた。
可愛い男の子だ。

マサヒロ「まさか親父の出産に立ち会えるとは」

(会場笑)

 

そんなときある通知が届く。
それは最も見たくないものであった…
通知を読み泣き崩れるユキ…
それは…マツジの死亡通知書だった。
同じ戦場で闘っていた男をかばい銃弾に倒れたという…その男から手帳を受けとるユキ。

男「最後までその手帳を握りしめていました」

そこに書かれていたのは産まれてくる子供の名前の候補たち。男か女かもわからない産まれてくる我が子の名前。マツジは男でも女でも大丈夫なような名前を考えていた…。そして決めた名前を自分の口から伝えようとしていた。ユキは書かれた候補の中からマツジの決めた名前を探す。

 

ユキ「あった!あなたの名前はマコト」
マサヒロ「(小声で) 正解。」
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(中略)
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ぶつかり合っていたショウヘイとマサヒロも心を通わせはじめていた。同時にお互い意識していたショウヘイとハルは2人で観覧車に乗ることに。それを活弁(アフレコ)するトメ。いい雰囲気になったところで突然ハルが泣き出した。見守っていたマサヒロたちは何が起きたかわからず、ショウヘイに見つかってしまう。ショウヘイはマサヒロに遊園地のことは任せた。と告げる。戸惑うマサヒロに、令状が届いたことを伝える。心を固めたショウヘイの気持ちを受け取ったマサヒロは遊園地を守ることを約束する。
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ショウヘイ出征の時。
ショウヘイ「先に行って散った仲間の仇を取ってきてやる!」マサヒロはショウヘイが戦争へ行ったあとどうなったかは知らない。

マツジに続きショウヘイも出征した。
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終戦間近。再び警報が鳴り響く。
マサヒロはみんなを防空壕へ誘導する。
寅次は年の為か動きが遅くなり、マサヒロは寅次を支えながら走る。戦闘機が飛び交いこのままでは近くの防空壕もやられてしまう。マサヒロは皆を山の麓(ふもと)の防空壕へ行くよう指示する。

 

マサヒロ「遊園地の電源は観覧車と同じところだよな?」寅次はどうするつもりだ?と問う。遊園地に明かりをつけておとりにするという。

 

寅次「そんなことしたら遊園地が狙われる」

 

マサヒロ「遊園地ってのはな、ただみんなを楽しませるだけじゃないんだ。たとえ壊れてもお前らがいれば遊園地は何とかなる」

追いかけてきたディーノに寅次を任せ、マサヒロは真っ暗な遊園地へ走り出す。

 

 

「遊園地は俺が守る!」

 

 

空襲をかいくぐり、遊園地へたどり着く。電源を入れ遊園地がまばゆい光に包まれた。それと同時に戦闘機の的へとなった。マサヒロは遊園地のジャンパーを大きく振る。

「こっちだ!しっかり狙えよ」
的になるマサヒロを狙う戦闘機。
何度も倒れるマサヒロ。時には足に銃弾を受ける。「ちゃんと狙えよ!」

マサヒロが時間を稼いでくれたおかげでみんなは無事防空壕へたどり着く。

マサヒロはとうとう銃弾を受けてしまう…
未来から来たマサヒロは自分が犠牲になることで、遊園地とみんなを守るというショウヘイとの約束を果たした。
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